ネジを回すときのポイントは、押す力が7割で回す力が3割にすれば
ネジの頭を潰さなくてすみます。
ちなみに、ネジの頭をドライバーなどでつぶすことを
「ネジをなめる」と言います。
2023.03.30
筆者はm.2ssdをノートパソコンに取り付けて
現在使用しています。
m.2ssdを取り付けようと検討している人にとっては
相性があるのかやニートパソコンにも取り付けは
可能なのか気になるところではないでしょうか。
本記事では、パソコンによってm.2ssdは
相性があるのかどうかについてをお伝えしていきます。
結論から言えば、m.2ssdはパソコンによって
相性があるという情報は全くありません。
筆者自身もm.2ssdを内蔵記憶装置として
使用していますが相性問題については経験をしたことが無いのです。
メモリやSSDの場合はパソコンやマザーボードによって
相性というものがありました。
筆者もメモリに関しては相性問題の経験者で
買ってきたメモリが認識しなかったということがありました。
通常のSSDはパソコンによって相性が悪いということは
全くありませんでした。
つまり、m.2ssdについては相性というのは
無いと思っても良いかもしれません。
m.2ssdは、旧世代のノートパソコンにも取り付けは可能です。
筆者のノートパソコン「ダイナブックR73/A」は
第6世代のCPUを搭載しています。
本来の内蔵記憶装置は「ハードディスク」「SSD」で
端子部分は「SATA(シリアルATA)」です。
そんな旧世代のノートパソコンに
m.2ssdを取り付けています。
筆者が取り付けているということは
旧世代のノートパソコンでも取り付けは可能だということですね。
ノートパソコンによっては、一部のカバーだけを取り外すと
内蔵記憶装置が出てきます。
しかし、ノートパソコンによっては
裏カバーをすべて外さないと交換ができないようになっています。
その場合は、以下のような道具が必要。
以上のような道具が必要になるので
事前に準備しておきましょう。
ノートパソコンによっては、裏カバーの取り外しがむつかしい場合もありますが
根気よく作業をすれば問題はないかもしれません。
ノートパソコンの裏カバーを分解する場合は
分解前の写真を撮っておくことが大切です。
または、ネジを外した部分にセロハンテープで
張り付けておくという方法もあります。
基本的に、裏カバーのネジはすべて外していきます。
もちろんですが
バッテリーも最初に外しておきましょう。
ネジを回すときのポイントは、押す力が7割で回す力が3割にすれば
ネジの頭を潰さなくてすみます。
ちなみに、ネジの頭をドライバーなどでつぶすことを
「ネジをなめる」と言います。
外したネジは外した裏カバーのネジ穴周辺に
セロハンテープで張り付けるという方法もあります。
セロハンテープで張り付けておくと
後で戻すときにかなり楽になるでしょう。
マグネットシートがあるなら
その上に並べておけば転がりにくくなります。
名刺入れのような小さなケースに
磁石シートを入れれば一時的に作業を停止しても
フタをすれば保存できるのでおすすめです。
新品のノートパソコンの場合は裏カバーが
かなり硬くて取れないこともあります。
しかし、無理やり外そうとすると
割れてしまう可能性もあるので
慎重に焦らずに作業を進めていくのがポイントですね。
m.2ssdに交換する場合はネジをなくさないように
注意する必要があります。
筆者がノートパソコンの内蔵記憶装置を交換しようとして
ネジを外していたらネジを落として無くしそうになりました。
なので、ネジを外すときも慎重に
緩めていく必要があります。
ノートパソコンの裏カバーは頑丈に見えて
もろく割れやすいのです。
無理やり外そうとしてツメなどを割ってしまうと
その部分だけ隙間ができてしまうこともあります。
また、分解時に意図しない部分に触れることもありますが
静電気や衝撃によってマザーボードを壊す可能性もあるのです。
m.2ssdを取り付けようという場合は
細心の注意を払って丁寧に分解していくことが重要です。
m.2ssdには、大きく分けて以下のような種類があります。
・SATA規格
・NVMe規格
SATA規格に対応しているアダプターの場合は
NVMe規格のm.2ssdは取り付けられないので注意が必要です。
旧世代のノートパソコンの場合は
元々がm.2ssdではないのでアダプターが何に対応しているか
確認する必要があります。
m.2ssdは長さよりも切り欠きの数によって
取り付けられるかどうかが決まります。
パッと見ただけでは同じ形状なので
違いを判断するのは難しいかもしれませんね。
SATA規格とNVMe規格は互換性が、ありません。
なので、SATA規格のアダプターの場合は
SATA規格のm.2ssdを取り付けることをおすすめです。
大抵のm.2ssdアダプターには、度のサイズでも取り付けができるように
穴が複数あります。
m.2ssdには、以下のようなサイズがあります。
・2280
・2260
・2242
・2230
m.2ssdのサイズの見方を
少し紹介していきましょう。
たとえば、m.2ssdのサイズ「2280」の場合は
最初の数字「22」が幅を意味しています。
次の「80」が長さを意味しているのです。
主に「2280」のm.2ssdが販売されていることが多いですが
色々見ていると「2230」というのも販売されています。
筆者が買ったm.2ssdアダプターは「NVMe規格」に対応していて
取り付けたm.2ssdのサイズは「2280」を選びました。
長さに関しては、特に意味は無いですが
元々m.2ssdが取り付けられているノートパソコンの場合は
どの長さに適合しているかは確認しておきましょう。
旧世代のノートパソコンにm.2ssdを取り付ける場合は
アダプターのネジ穴を確認し好みのサイズを選ぶと良いですね。
もちろん、ネジ穴が一つだけの場合は
決められたサイズしか取り付けられません。
結論から言えば、全く体感できません(笑)
筆者の体感だけではなく数値的に比較しているサイトもあったので
確認をしてみたのですが、「1秒」の差しかないようです。
つまり、SSDとm.2ssdのゲームの体感差は
ほとんど実感できないということになります。
ただ、ハードディスクからm.2ssdに交換すると
劇的に動作速度が上がったような気がするのです。
とはいえ、ハードディスクからSSDに交換したとしても
同じ結果が出るということは、たいして体感できるほど差は無いということになります。
m.2ssdはパソコンやマザーボードによって
相性があるのかということですが
筆者の経験では「ありません」ということになります。
色々なネット情報を調べてみたのですが
有力な情報は見当たりませんでした。
つまり、誰もm.2ssdの相性に対する問題に
直面している人はいないということになります。
m.2ssdは旧世代のノートパソコンに取り付けはできるのかという点ですが
これは、取り付けは可能です。
筆者自身が旧世代のノートパソコンにm.2ssdを取り付けているので
取り付けた上に使用することも可能だと言えます。