デスクトップパソコンのタワー型と省スペース型の違いは?メリットとデメリットも紹介
2023.07.07
デスクトップパソコンを買おうと考えた場合に
大きさがいろいろあることに気が付きますよね?
場合によっては手のひらサイズとか
細長いスリムタイプとかいろいろとあります。
本記事では、デスクトップパソコンのタワー型と省スペース型、スリム型の違いや
メリットやデメリットについてお伝えをしていきます。
デスクトップパソコンの種類と特徴
デスクトップパソコンには、色々な種類があります。
代表的なタイプは
以下の通りです。
・省スペース型の特徴
・スリム型の特徴
デスクトップパソコンを選ぶ場合は
本体の大きさも問題ですが、それぞれの特徴を知っておく必要があります。
次は、それぞれデスクトップパソコンの種類について
特徴を紹介していきましょう。
小タワー型の特徴
デスクトップパソコンのタワー型は
見た目のサイズが大きく感じます。
スリムタイプよりも、横幅が大きいのも
タワー型の大きな特徴と言えます。
タワー型は拡張性が高く
グラフィックボードも取り付けができることが多いです。
ゲーミングパソコンの多くは
タワー型を採用していることが多いので
詳しくない人は、ゲーミングパソコンだと思うかもしれません。
さらに細かくタワー型の種類を言えば
以下のような感じですね。
・小型(ミニタワー)
・中型(ミドルタワー)
・大型(フルタワー)
ただ、タワー型の種類については
境界線や定義はありません。
パソコンメーカーによってはサイズもまちまちですし
ミニタワーとミドルタワーが、ほぼ同じサイズという場合もあります。
基本的にタワー型は拡張性が高いので
最初は、あえてグラフィックボードが取り付けられていないパソコンを買い
後で、自分で好きなグラフィックボードを取り付けるという方法もあります。
省スペース型の特徴
省スペース型のデスクトップパソコンは
筆者も過去に買ったことがあります。
当時は、拡張性がなかったことと
壊れやすかったという理由で
わずか2か月で売ってしまいました。
現在は、メモリやM.2SSDを交換することができるなど
拡張性はあるようです。
特徴としては手のひらサイズで
場所を取らないということでしょう。
スリム型の特徴
デスクトップパソコンのスリム型とは
見た目が細長いパソコンのことです。
スリムタワー型とも呼ばれていますが
拡張性はタワー型よりも劣りますが
パソコンの基本性能はタワー型と、ほぼ同じです。
狭い場所でも置くことができるので
広いスペースを確保できない場合に最適でしょう。
スリム型はグラフィックボードを基本的に
取り付けることはできません。
専用のグラフィックボードがあったとしても
探すのに苦労するでしょう。
デスクトップパソコンのタワー型のメリットとデメリット
デスクトップパソコンのタワー型には
色々な特徴がありました。
次は、タワー型のメリットと
デメリットについてお伝えをしていきましょう。
タワー型のメリット
タワー型のメリットについては
以下の通りです。
・基本性能が高い
・カスタマイズの選択肢が広い
・エアフローに優れる
タワー型のメリットは、基本性能が高いことにあります。
タワー型はケースじたいが大きいので
最大メモリも64GBという場合もあるのです。
なので、ゲーミングパソコンとして
使用されることもありますね。
また、タワー型はカスタマイズの幅が広く
とくにグラフィックボードは高性能なモデルを取り付けることが可能です。
高性能なパーツを取り付けることができるので
発生する熱はかなり高くなります。
タワー型はケース内にスペースが多くあるので
エアフローに優れていて熱暴走による処理能力の低下はほぼありません。
タワー型のデメリット
デスクトップパソコンにはメリットがありますが
もちろん、デメリットもあります。
タワー型のデメリットについては
以下の通りです。
・ある程度の設置場所が必要
・消費電力が多くなりがち
タワー型は、サイズが大きいので
ある程度スペースがないと置くことができません。
デスクの上に置くスペースがない場合は
床に置く必要があります。
タワー型は性能が高いモデルもあり
消費電力が多い場合もあります。
デスクトップパソコンの省スペース型のメリットとデメリット
デスクトップパソコンには手のひらサイズの
省スペース型があります。
省スペース型のデスクトップパソコンにも
メリットとデメリットがあるので紹介をしていきましょう。
省スペース型のメリット
デスクトップパソコンの所スペース型のメリットは
以下の通りです。
・設置場所を取らない
・横置きができるものもある
・軽量なため、引っ越しや移転時に便利
デスクトップパソコンの省スペース型は
小型なので設置場所に困ることは少ないでしょう。
場合によっては、モニターの裏側において
使用するという方法もできますね。
引っ越しなどでは大きなパソコンの場合は
移動に困りますが、省スペースパソコンの場合は
移動させるのが、とても簡単なので負担は少ないです。
省スペース型は、横置きもできるモデルがあり
置き方を工夫するだけでも、広いスペースで作業ができるでしょう。
省スペース型のデメリット
省スペース型にはメリットはいろいろとありますが
デメリットもあります。
次は、デメリットについても
お伝えをしていきましょう。
・パーツが限られるため、拡張性がやや低い
・熱がこもりやすい
省スペース型は、拡張性は余りありません。
交換できるパーツも限られているので
余りカスタマイズしない人なら問題なく使うことができるでしょう。
性能的に低い場合もありますが
省スペース型は熱がこもりやすいというデメリットもあります。
デスクトップパソコンのスリム型のメリットとデメリット
デスクトップパソコンスリム型はゲームをプレイしないなら
性能は申し分ありません。
そんなスリム型の、メリットとデメリットをお伝えしていきます。
スリム型のメリット
スリム型にはいろいろな特徴がありますが
メリットとしては以下の通りです。
・ゲームをしないなら申し分ない性能
・設置場所に困らない
・価格が安い
スリム型はゲームをプレイしないというなら
特に問題なく使用することができます。
それでも、ゲームをプレイしたいという場合は
軽めのゲームなら支障は出ないでしょう。
原神などの高スペックを必要とするゲームは
スリム型ではプレイできない可能性が非常に高いです。
スリム型は細長い形状なので
本体を置く場所が狭い場合は最適なパソコンといえます。
スリム型は新品で買う場合でも
タワー型に比べて価格が安いのもうれしい限りです。
スリム型のデメリット
スリム型にはメリットがありますが
以下のようなデメリットがあります。
・高スペックを求めるゲームがプレイできない
・拡張性は低い
・エアフローに優れていない
そもそも、高スペックなグラフィックボードが必要になるゲームは
ほとんどプレイできないと考えたほうが良いでしょう。
もし、ゲームをプレイしたいという場合は
スリム型ではなく、タワー型を選んだほうが無難といえます。
拡張性は、あまり期待しないほうが良いです。
グラフィックボードなどを取り付けられないケースが多いので
現在は、タワー型を好んで選んでいます。
以前は、スリム型でもグラフィックボードは販売されていましたが
現在は、かなり少なくなっているようです。
また、スリム型はケース内が狭いので
エアフローは優れていません。
熱がこもりやすいので、デスクトップパソコンでも
無理な作業をすると固まってしまう危険もあるでしょう。
たとえば、4Kでの動画編集などは
スリム型のデスクトップパソコンではキツイ作業かもしれません。
ブログやエクセル、ワードなどを使用する場合は
特にストレスを感じずに作業ができるでしょう。
デスクトップパソコンのタワー型と省スペース型を選ぶならどっち?
使用する目的によっては、タワー型のほうが良いです。
しかし、ブログ作成やエクセル、ワードなどしかしないという場合は
省スペース型のほうが最適かもしれません。
ただ、動画編集や特別な画像編集などは
タワー型のほうが安定した作業ができるでしょう。
タワー型のほうが拡張性が高いので
必要なら、自分でメモリ増設やグラフィックボードなどを
取り付けるということも可能です。
ブログや動画を視聴するというだけに使用するなら
省スペース型でも問題ありません。
逆に、タワー型は性能を持て余す結果になるし
そこまでお金をかける必要があるのかなぁと筆者は思いますね。
まとめ
筆者は、昔はスリム型のデスクトップパソコンしか
買ったことがありませんでした。
理由は、デスクの上が狭いのでタワー型が置けるかどうかも
心配だったからです。
しかし、最近はデスクの上も整理したので
タワー型を設置することも可能になりました。
さらに、現在は動画も作成をしているので
タワー型じゃないと作成した動画を
ファイルにアップロードできずに止まる危険もあります。
なので、現在はタワー型を好んで
選ぶようにしているのです。
何らかの作業で動作が鈍いと感じたら
性能の高いパソコンに買い替えるのも良いかもしれませんね。