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パソコンのケースファンの選び方は?取り付けるときの注意点

2023.05.18

パソコンのケースファンが故障をしたりすると
当然ですが、交換をすることになります。

パソコンのケースファンにはいろいろなサイズがありますし
取り付けも注意する必要があるのです。

 

本記事では、パソコンのケースファンとは何かや選び方について
紹介をしていきましょう。

 

パソコンのケースファンとは?

パソコンのケースファンは簡単に言えば、パソコン内部の熱を
外に出して内部の温度を下げる役目を持った部品です。

パソコンが動作しているときは外部環境によるのですが
CPU周辺が100度を超える熱を盛った場合は
内部の温度を冷却しないとショートするのでファンが自働で熱を外に排出します。

 

パソコンの熱を冷却させる方法には「水冷式」「空冷式」の
2つの方法があります。

ファンを使用した冷却方法は、空冷式です。

 

ケースに取り付けられているのは
一般的に「ケースファン」と呼ばれています。

CPUの上部に付いているファンは
「CPUファン」と呼ばれています。

 

「ケースファン」も「CPUファン(クーラー)」も
パソコン内部の温度を下げるためのパーツです。

 

パソコンのケースファンの選び方

パソコンのケースファンは、取り付けられている場所によって
「ファンのサイズ」「制御をする方法」「配置する場所や形状」が違います。

パソコンのケースファンを買い替えようという場合は
どういうサイズのファンがあるのかを知っておくほうが良いので
ファンのサイズを紹介していくことにしましょう。

 

パソコンのケースファンは取り付けられている場所によって
サイズが違います。

基本的に、ファンのサイズが大きくなるほど
風量が増えるので内部の熱が排出されやすくなるのです。

 

ファンは大きすぎても取り付ける場所のサイズが違えば
取り付けることはできませんしネジも合いません。

ファンには、どのようなサイズがあるのか
次は、紹介していくことにしましょう。

 

小型ファン~70mm

小型サイズのパソコンファンは
身にパソコンやノートパソコンなどに使用されています。

最近は小型のデスクトップパソコンも販売され
人気も高くなっているので小型ファンもショップで見かけるようになりました。

 

ファンが小さいので風力を上げるためには
ファンの回転数を上げる必要があるのですが
音が少しうるさくなるのです。

 

中型ファン~140mm

中型サイズ~80mmや120mmは、多くのデスクトップパソコンで
使われているファンのサイズとなります。

汎用性の高いパソコンファンですが
製品の性能も優れているのが特徴です。

 

中型サイズ~80mmや120mmなどのサイズになると
静音性能もかなり上がるので、よっぽど悪い環境で
パソコンを使わない限り音は気になるようなレベルではありません。

よしぶーよしぶー
デスクトップパソコンの場合はスペースが広いので
風を通しやすいので温度上昇を抑えることが期待できます。

 

ファンの制御は4ピンまたは3ピン

パソコンのケースファンには「4ピン」と「3ピン」があり
主な違いは、以下の通りです。

 

・3ピン:ケースファン
・4ピン:CPUファン

 

3ピンのファンはケースファンと呼ばれる製品が主で
パソコン内部に送風をすることで内部の熱を排出して温度を下げます。

3ピンの電源ケーブルはマザーボードから
ファンを回すための電源確保をしてファンからから回転信号の出力を行っているのです。

 

4ピンのファンはCPUの温度によって、回転が制御されています。

回転数を細かく設定するには
マザーボード側のBIOSで設定で行うことが可能です。

 

パソコンのケースファンを選ぶ場合の注意点

パソコンのケースファンには
色々なサイズがあるという説明を冒頭でしました。

汎用性があるファンであっても
取り付けられる場所というのは決まっています。

 

さらに、ファンが収まるケースサイズを選ばないと
大きすぎたり小さすぎたりして、ファンが取り付けられないことがあるのです。

たとえば、ミニタワーに140mmのファンを取り付けるのは
無理があります。

 

140mmならミドルタワークラスのケースじゃないと
取り付けは無理な感じですね。

パソコンのケースに取り付けられるファンのサイズと
ネジ穴の間隔を以下の表にまとめてみたので参考にしてください。

 

ファンサイズ ネジ穴間隔
40mm 32mm
60mm 50mm
80mm 71.5mm
92mm 82.5mm
119mm 105mm

 

パソコンのケースファンを測る場合は
ネジ穴の外側から測ると、どのケースファンを使えばよいか
分かるかもしれませんね。

 

パソコンのケースファンには向きがある

パソコンのケースファンには、吸気と排気の向きがあります。

取り付ける場所によっては、向きを間違えると
上手くパソコン内部の熱が排出されなくなるので注意が必要です。

 

一般的に、ファンのメーカーやロゴなどのシールが張り付けられているほうが
排気側になります。

よしぶーよしぶー
排気側のほうは、配線などが見えているので
シールが貼られていなくても配線が目印になります。

 

たとえば、背面ファンの場合はケースの外側にロゴシールが向くよう
ケースファンが取り付けられます。

エアフローによっては逆の場合もありますが
大抵のメーカーパソコンの場合は、背面から
空気を出すようになっていることが多いです。

まとめ

パソコンのケースファンを交換するというのは
余り無いかもしれません。

風量を上げたいとか光るタイプに交換したいとか
故障したから交換したいとか交換する場合の理由は色々とあります。

 

本記事では、ケースファンの交換をする場合の注意点や
どういうタイプがあるのかなどについてお伝えをしました。

ファンを交換するときの参考になれば、幸いです。