実は、冗談半分でM.2SSDをシリアルATAに変換できる
アダプターがあるか無いかを調べたのが事の始まりです。
実際に調べてみると、本当にあったのでびっくり!
2023.01.31
筆者は、ダイナブックR73/AのハードディスクをM.2SSDに
交換しました。
ダイナブックR73/AはシリアルATAなのですが
アダプターを使用してM.2SSDを取り付けられるようにしたのです。
本記事では、ダイナブックR73/AにM.2SSDを取り付けた方法と
取り付け後の感想をお伝えしていきます。
結論から言えば、ダイナブックR73/AにM.2SSDを
取り付けることは可能です。
現に、M.2SSDを取り付けて記事を作成しているので
間違いなく取り付けは可能だと言い切ることができます。
ただ、M.2SSDを取り付けるためには
専用のアダプターが必要ですけどね。
ハードディスクの交換をする前には
必ず用意しておきたいものがあります。
それは、以下の通りです。
以上のものが必要になりますが
一つ一つお伝えをしていきましょう。
もちろんのことなのですが、ダイナブックR73/AはシリアルATAなので
普通にM.2SSDを取り付けることはできません。
なので、基本的にシリアルATAに取り付けることができるようにする
アダプターが必要になります。
筆者は楽天市場で「M.2 (NGFF SATA) SSD to 2.5インチ SATA 変換アダプタ」というものを
買って取り付けることにしたのです。
正直に言うと、こういうアダプターを発見したのは
本当に偶然的なものでした。
実は、冗談半分でM.2SSDをシリアルATAに変換できる
アダプターがあるか無いかを調べたのが事の始まりです。
実際に調べてみると、本当にあったのでびっくり!
アダプターの値段も2000円弱だったので
早速買ったのです。
実際に見ると、SSDと同じサイズと厚みなので
パッと見た感じはSSDと誤認してしまいそうになりますね。
ちなみに、筆者が買った「M.2 (NGFF SATA) SSD to 2.5インチ SATA 変換アダプタ」は
「NGFF」タイプのM.2SSDしか取り付けることができないようです。
もし、M.2SSDに交換したい場合でアダプターを買うなら
適合するM.2SSDは何なのかを調べておく必要があります。
M.2SSDにもいろいろな種類があるので
適当に買っても取り付けられないこともあるので要注意です。
筆者は、今回のM.2SSDの取り付け作業をするのにあたり
0番の精密ドライバーを買いました。
ダイナブックR73/Aの裏カバーを開けるためには
0番の精密ドライバーが必須だったのです。
筆者は1番のドライバーなら持っていたのですが
大きすぎてネジを緩めることができませんでした。
なので、0番の精密ドライバーを買ったのです。
M.2SSDを取り付けることはWindowsを初期化するのと同じなので
リカバリーデータは必須だと思い、予めリカバリーデータを
64GBのフラッシュメモリにバックアップさせました。
交換後にパソコンにリカバリーデータの入ったメモリを
突き刺したままで電源を入れたのです。
うまくWindowsをインストールできたのですが
本当に必要だったのかどうかはよくわかりません。
ですが、ないよりもバックアップデータを作成していたほうが
万が一の時にも慌てなくても良いと思われます。
結論を言えば、ダイナブックR73/AをシリアルATAから
M.2SSDに交換するのはアダプターさえあればメチャクチャ簡単です。
筆者は初めてM.2SSDをノートパソコンに取り付けたのですが
難しいとは全く感じませんでした。
アダプターが手元にある状態で裏カバーを取り外すことができれば
もはや、取り付けが成功したも同然だと考えても良いでしょう。
あとは、OSのインストールをするだけです。
OSは「Microsoft」の公式サイトから
インストールメディアを作成することができます。
M.2SSDに交換するメリットは
筆者が実際に使用してみて感じたのは以下の通りです。
・従来のSSDより小さい
・データ転送速度が高速
・パソコンの動作が速い
M.2SSDは従来のSSDよりも小さく薄いので
重量がとても軽いというメリットがあります。
取り付けやすいというのも
M.2SSDの大きな特徴のように思えます。
また、データ転送速度が
かなり速いのでパソコンの動作も快適になりました。
M.2SSDに交換するデメリットも
もちろんあります。
筆者が感じたデメリットについては
以下の通りです。
・取り付けは多少の知識が必要
・少し金額が高い
・裏カバーを外すのがややこしい機種もある
シリアルATAからM.2SSDの取り付けは
多少の知識はあったほうが作業的に楽だと思えます。
たとえば、どういうM.2SSDが転送速度が速いのかなど
M.2SSDの選び方についての知識があったほうが
さらに快適なパソコンにすることもできるかもしれません。
筆者はアダプターに取り付けられるM.2SSDを選んで
取り付けただけなので、あまり知識は必要としませんでした。
つまり、さらに転送速度を早くするには
ある程度の知識は必要だということになります。
M.2SSDの販売値段は、少し高いですね。
筆者が買ったのは3000円以下のM.2SSDですが
上を見ると数万円で販売されているタイプもありました。
容量が大きいタイプを選びたい場合は
値段もかなり高くなるでしょう。
筆者のダイナブックR73/Aの場合は
裏カバーのネジをすべて外すだけなので
ややこしい部分はあまりありませんでした。
ゴムカバーの下にもネジは隠れていませんでしたし
何かを外さないと裏カバーが外れないというものもありません。
なので、スムーズに取り外しはできたように思えます。
ダイナブックR73/AにM.2SSDを取り付けた後の感想ですが
明らかにパワーアップしています。
ダイナブックR73/Aを買った当初は
ヤフーとのトップページすらなかなか開かなかったのです。
メモリを16GBにして、ようやくヤフーのトップページを
開けるようになり、少し快適になった感じでした。
今回、M.2SSDを取り付けたことにより
全くストレスを感じないくらいの動作になりました。
交換をして良かったです。
今回、筆者が買った変換アダプターは
以下の通りです。
正直に言えば、シリアルATAしか取り付けられないパソコンに
M.2SSDを取り付けられるようになるとは想像もしてませんでした。
実際に作業をするまで、自分にはできないとも思っていたのです。
しかし、作業を開始して取り付けた後になって思うのが
あまりにも簡単で誰でも出来るということです。
アダプターの存在を知らなければ
取り付けすらもしていなかったでしょうね。
ダイナブックR73/AにM.2SSDの取り付け方については
動画でも紹介をしているので参考にしてみてくださいね。